精神部会主催研修会開催のお知らせ
- 2017年10月27日 UPDATE
- カテゴリ:研修のご案内
本人中心部会主催「暮らしの場見学会」が開催されました!
H29年9月13日(水)・20日(水)の2日間にわたり、「サービス付き高齢者向け住宅ハートネット信州中野」の見学会を開催いたしました。
サービス付き高齢者向け住宅、通称「サ高住」の見学会には、1日目23名、2日目15名と多くの方が興味を持たれ、参加してくださいました。参加された皆さんの年齢は様々で、「将来を考えて」「親の事を考えて」「知らない場所で興味があって」等色々な想いで参加して下さったようです。
「サービス付き高齢者向け住宅ハートネット信州中野」の皆さんから、
・サービス付き=介護付き ではないんですよ。
・現在入居されている方の平均年齢は85歳です。
・イメージはアパートの一室で、自由な暮らしができますよ。
・職員が常駐していて、何かあればお部屋のコールを鳴らしてもらうと大丈夫ですよ。 などなど、ご説明頂き、1人部屋、2人部屋、大浴場等の見学をさせて頂きました。
車いす同士ですれ違う事ができる広い廊下や、きれいなお部屋、各部屋には困った時に使えるコールがついていたりと、皆さんとても興味を持たれた様子でした。
「家族と面会できますか?」「一番若い方は何歳ですか?」「住んでる方で『お家に帰りたい!』となる方はいますか?」等たくさん質問もだされていました。質問にもひとつひとつご丁寧に答えて頂き、皆さん様子が良く変わり、見学会を楽しく過ごされた様子でした。
平成29年8月25日(金)
今年度、サービス向上部会では「寄り添うって何?」を一年間の大きなテーマとし、
全4回の研修会を企画しています。その第2回目の研修会が開催されました。
【テーマ】
「高齢障がい者に寄り添う支援を考えつつ、
日頃の支援の悩みを共有しよう!」
【講師】 中野市福祉課障がい福祉係 保健師 倉石南菜氏
介護保険と障がい福祉の制度についてお話頂きました。
介護保険サービスの対象者は?利用するための要件は?介護保険サービスの申請窓口は?
介護保険サービスと地域支援事業を受けるための認定は?障害福祉サービスと介護保険制度の適用関係は?
など、様々な事例を挙げて話して頂きました。
制度の移行や併用の際の複雑さや難しさを感じます。
どんなサービスが必要なのか、適用できるのか、一人ひとり心身の状況も環境も違います。寄り添う支援を考えるには、制度を知るとともに、その方に関わっている支援者や様々な機関と連携しながら、そして、情報共有や顔の見える関係を作っていく大切さを教えていただきました。
後半はグループワークで日々の寄り添った支援の事や悩みをざっくばらんに話し合いました。障害福祉分野でも高齢化が課題となっており、悩みながら関わっている中、今回のように他の分野の方と顔を合わせ、話せる機会が持てて良かったとの感想も多くありました。
40名の参加がありました。ありがとうございました。
第3回目の研修会は
「こどもたちの いままでとこれから」をテーマに10月20日(金)開催いたします。
ぜひご参加ください。