精神部会の活動状況
精神地域移行・地域定着部会主催 第3回家族研修会が開催されました!
H28年11月19日(土)、今年度最後となる第3回家族研修会が開催されました。
今回のテーマは「当事者の体験談+交流会」
研修会の前半は、同部会で行っている「仲間としゃべろう会 虹」の立ち上げから
現在まで一緒に活動している2名の方からお話をしていただきました。
「仲間としゃべろう会 虹」は仲間同士、気軽にお話が出来る場として、月1回開催しています。
今回はお二人の方に、病気の経過や、家族の対応で嫌だった事・良かったこと、
同じ病気を持つ方に伝えたい事、今後の夢や目標などをインタビューさせていただきました。
その後、2グループに分かれて交流会を開催。
ご家族、当事者、支援者、さまざまな立場の方がいらっしゃいましたが、
みんなでお茶を飲みながら、ざっくばらんにお話をすることができました。
どちらのグループも盛り上がっていて、短い時間でしたが、
それぞれ想いを話すことが出来たのかなと感じました。
また、こんな風に気軽にお話できる場の必要性も改めて感じました。
2016年11月22日│精神部会
精神地域移行・地域定着部会 ^主催 第2回家族会が開催されました
H28年10月29日(土)、北信総合病院にて、「家族の対応・接し方のポイント」と題し、
長野松代総合病院心療内科・精神科の福家先生よりご講演いただきました。
家族の接し方は疾患を抱えている方にとって、とても重要になるそうです。
「感情的な対応」ではなく「穏やかな対応」をすることで、再発率が低くなること、
ご本人中に問題がある(本人自身の問題)と思わず、問題をご本人と家族が共同で考えていくこと
が大切であるとのこと。
また家族の経験や主観でアドバイスをしてしまいがちですが、患者さんの見える景色を想像すること
が大切である等のお話をいただきました。
ポイントと感じたのは、
「寄り添う事が共感ではなく、患者本人が『わかってくれた』と感じる事のできる事が共感」
であること。
この他には、
「議論と説得は禁物。正論はやめ、上から目線ではなく横の関係を」
など分かりやすく実践できるポイントを教えていただきました。
その中でも、日常の中で実践しやすいのはあいさつ。
あいさつとは
「あなたはここに居て良い存在ですよ」を伝えられるもの。
「あなたはここに居ていい」というメッセージを伝えるために、
返事がなくてもあいさつを続けていきたいですね。
次回第3回家族研修会を11月19日(土)に開催します。
第3回は
当事者の方の経験談を伺い、みんなでお茶を飲みながら交流会をしたいと思います。
今年度最後の家族研修会となります。ぜひご参加ください。
2016年11月08日│精神部会