「医療的ケアが必要な方たちが地域で安心して生活していくために」研修会が開催されました!
- 2018年01月04日 UPDATE│活動報告
地域生活支援拠点事業検討会主催の研修会
「医療的ケアが必要な方たちが地域で安心して生活していくために」
が開催されました!
H29年12月25日(月)、地域生活支援拠点等事業検討会主催で、研修会を開催しました。講師は、信州大学医学部新生児学・療育学講座特任助教、長野こども療育推進サークルゆうテラス代表の亀井智泉さん。亀井さんは、長野県で重症心身障がい児、医療的ケア児支援の社会基盤整備のために、多職種・多施設間の「つなぎ手」としてご活躍されています。
コミュニケーションが難しい方たちの意思をどうくみ取るのか。「『お母さんの話を聞く』のではなく『本人の声を聴く』」という言葉が印象的でした。
また、ちょっとした冗談や親しみを込めての言動も、「大事なのは受けとめる側の気持ち」であり、「嫌な事をしない=虐待防止・安心機能」であるという事を、具体例をあげてお話頂きました。
さらに、医療的ケアが必要なお子さんの命と成長を守るためには、その子が過ごす全ての場所で医療の支援が必要であり、地域生活支援拠点等の整備に医療を巻き込み、連携を強化していく必要性についても考えさせられました。
改めて北信圏域の現状と課題について考えることができ、また課題解決に向けヒントとパワーを頂くことができた研修会となりました。