サービス向上部会第3回研修会が開催されました!

2019年01月07日 UPDATE活動報告

 平成301119日(月)

今年度、サービス向上部会では、「支援者も元気になる!!」を一年間の大きなテーマとして、全4回の研修会を企画しています。

今回は、第3回目の研修会が開催されました。

 

「支援者も元気になる!!きいてしゃべってスッキリ~」をテーマに

臨床心理士 三田 恵理子氏にご講演いただきました。

 

第一部前半では、「きく」について、解りやすくお話し頂きました。

「きく」には、『聞く』『訊く』『聴く』がある。特に福祉の現場では、「訊く→具体的な数字などを提示して確認する」「聴く→相手の話しに耳を傾ける」が大切になってくる。片方だけでは成り立たない。両者が揃って完全なものとなるとの事でした。

 第一部後半では、上記の事を踏まえ、21組で「お客さん」役と「店員」役に分かれてワークを行いました。

    「お客さん」は、自分が着たいと思った服を用紙にこっそりスケッチする。

    その服のポイントもメモする。

    完成したら、口頭のみで「店員」に伝える。(注文する)

    「店員」は「お客さん」の注文を『訊いて』用紙にスケッチする。

※わからないところは質問OK、ジェスチャーは禁止。

    完成したらお互いに見せ合う。

    2人のスケッチは同じ様なものになったか確認。

    「お客さん」はその服のポイントを説明し、「店員」は服への思いを『聴く』。

上記のワークを終えた後に三田さんより、相手はどこを見て話していると思うか?全体へ問いかける中で話の内容は当然だけれども、それ以上に表情や声のト-ン、きく姿勢、ジェスチャーが重要なことを教えて下さいました。三田さんの、「スキルでは補えない何かを見つけ出し、今の自分の気持ちに目を向け、きく気持ちになっているのかに気づく事が大切」との言葉に感銘を受け、今後の仕事に向かう姿勢を改めて考えさせられる内容でした。 

第二部では、ワールドカフェ方式で、「職場で求められている自分」「うれしかったことば」をテーマにお菓子、お茶を飲みながらざっくばらんに話し合いました。色々な意見が活発に出され、時間内では収まらないグル-プが何カ所も見られ有意義なものとなりました。

アンケートまとめ(PDFで開きます) 


※次回研修会は、125()、児童の支援をテーマに連携の大切さについて考える研修会を行います。ぜひご参加ください。

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